花火を知る

撮影する方必見!花火の号数と大きさの関係

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

花火には大きさがあり、一般的に号数(寸)で表されます。

純粋に観覧する分にはそれほど気にする必要はありませんが、写真や動画を撮影するにあたってはとても重要になってきます。

本記事では日本国内で見られる花火の号数と大きさの関係についてまとめてみました。

花火の号数と大きさの関係

日本国内で見られる花火の大きさはざっくり以下の表の通りとなります。(※スマートフォンをご利用の方は表を左右にスクロールしてご覧ください)

号数 玉の直径 玉の重量 到達高度 開発直径 最高到達点
2.5号玉 7.5cm 0.1kg 80m 50m 105m
3号玉 8.5cm 0.2kg 120m 60m 150m
4号玉 11.5cm 0.5kg 160m 130m 225m
5号玉 14.2cm 1.3kg 190m 170m 275m
7号玉 20.5cm 3.0kg 250m 240m 370m
8号玉 23.5cm 4.8kg 280m 280m 420m
10号玉 29.5cm 8.5kg 330m 320m 490m
20号玉 58.5cm 70kg 500m 500m 750m
30号玉 88.5cm 280kg 600m 600m 900m
40号玉 120cm 400kg 700m 700m 1050m

花火の大きさは尺貫法における長さの単位「寸(号)」で表され、おおむね花火玉の大きさが基準となっています。(10号玉以上は一般的に「尺」で表現されます)

早い話、号数が大きければ大きいほど花火玉の直径や重量が大きくなり、実際に打ち上がった際の高度や直径も大きくなると思っていただければと思います。

1号(寸)≒3.03cm、1尺≒30.3cmとなります。

上表を見て「おや?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ花火の号数は打ち上げに使用する筒の口径がベースになっています。(花火玉の直径が号数×3.03[cm]よりも小さいのはそのためです)

花火の撮影で号数別の大きさが重要な理由

冒頭で花火撮影において号数別の大きさが重要だとお伝えしましたが、実は焦点距離の算出を行う際に重要なカギとなります。

花火撮影に適した焦点距離を算出するためには、以下の要素が必要になります。

  • 花火までの距離[m]
  • イメージセンサーの縦(横)サイズ[mm]
  • 花火の到達高度(打ち上げ幅)[m]

このうち3点目に挙げた花火の到達高度を求める際、最高到達点がどこになるかを把握する必要があります。

最高到達点(\(x\))は到達高度(\(h\))と開発直径(\(Φ\))から算出できます。

$$x[m]={h[m]}+\frac{Φ[m]}{2}$$

例えば10号玉(到達高度:330m、開発直径:320m)の最高到達点は490mとなります。

10号玉の最高到達点(イメージ)

写真撮影における具体的な焦点距離の算出方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

>> 花火写真の撮影で超絶悩ましい焦点距離の計算方法

まとめ

本記事では花火の大きさについて紹介してまいりました。

花火の大きさは花火玉の直径を基準に「号(寸)」(10号玉以上は「尺」)で表され、号数が大きいほど花火玉の直径、重量、開発直径、到達高度が大きくなります。

特に開発直径と到達高度(最高到達点)は写真や動画を撮影するにあたって重要になってきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の魅力をお届けしています。
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