東京都の花火大会

お台場レインボー花火とは?見どころや観覧スポットをざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つにお台場レインボー花火があります。

そんなお台場レインボー花火を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事ではお台場レインボー花火を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や見どころ、観覧スポットについてまとめました。

お台場レインボー花火とは

お台場レインボー花火は東京都港区で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2023年12月2日、9日、16日、23日 19:00〜19:05(※例年12月毎週土曜日)
場所鳥の島沖
打ち上げ数約1,300発
最大号数5号玉
担当煙火店丸玉屋小勝煙火店
無料観覧席あり
有料観覧席なし
三脚利用可能(一部禁止エリアあり)
Webサイト東京お台場.net

2007年より始まった花火イベントで、東京臨海部の冬の風物詩として現在に至ります。

2020年および2021年については新型コロナウィルス感染症(COVID-19)などの影響で中止となりました。

大きさは最大5号玉、打ち上げ数は1回あたり1,300発と数値だけ見ると小規模に見えますが、開催が短時間ゆえ高密度な花火が展開されます。(1時間に換算すると単純計算でおよそ10,000〜15,000発程度に相当)

お台場レインボー花火の魅力

お台場レインボー花火の魅力は東京臨海部の煌びやかな夜景と花火のコラボレーションが楽しめる点にあります。

お台場周辺は東京都内でも有数の夜景スポットとなっていて、普段から十二分に夜景鑑賞を楽しめます。

お台場レインボー花火が開催される日はそこに色合い豊かな花火が加わり、より華やかな東京の夜を楽しめます。

さらに、レインボーブリッジの虹色ライトアップや煌々と輝く屋形船が集結するなど、普段では見られない光景も。

短時間ながら、非日常感あふれる光景を楽しめるのが最大の魅力です。

クリスマス当日or直前は音楽と花火の演出も!

クリスマス当日もしくは直前の回に限り、音楽と花火のコラボレーションも堪能できます。

当日に使用される楽曲はクリスマスにちなんだものが中心で、さらに花火もクリスマスらしい内容のものが披露されます。

クリスマスの雰囲気に浸りながら花火を楽しむのも面白いものです。

お台場レインボー花火の観覧スポット

お台場レインボー花火では通常の花火大会のような特定の観覧席は設けられませんが、僕が知る限りでは以下のスポットから見ることができます。

  • お台場海浜公園周辺
  • 球体展望台はちたま
  • テレコムセンター展望台
  • 芝浦南ふ頭公園
  • 竹芝ふ頭
  • 東京タワー展望台

以下、各スポットの特徴をざっくり紹介いたします。

本記事で紹介した場所以外にも花火が見えるスポットがあるようです。

お台場海浜公園

お台場海浜公園からの様子[2017年撮影]

お台場レインボー花火における最もメジャーな観覧スポット。

花火を正面に据えられるかつ、打ち上げ場所までの距離が近いため迫力を十分に味わえます。

一部の展望スポットを中心に混雑する箇所はありますが、観覧可能な場所が広大なため、全体的にさほど混雑しないのが嬉しいところです。

個人的に最もおすすめのスポットで、初めてご覧になる方や場所に迷った際はひとまずお台場海浜公園周辺を選択すれば間違いないでしょう。

商業施設のデッキおよび周辺は立ち止まっての観覧や三脚を利用した写真・動画撮影はできません。

球体展望台はちたま(※夜営業時のみ可)

花火が見える展望施設の一つ。

お台場レインボー花火が見える展望スポットは東京湾周辺にいくつかありますが、すべての花火が綺麗に見えるのは本施設のみとなります。

花火までの距離はおよそ700mと展望施設の中では最も近いものの、先に紹介したお台場海浜公園と比較すると迫力はやや落ちます。

寒さを凌ぎながら花火と夜景を楽しみたい方におすすめです。

なお、本施設から観覧できるのは夜間延長営業が行われる日のみで、通常営業時はご覧いただくことはできません。

夜間延長営業が行われる日につきましては、下記のサイトでご確認ください。

>> Come Experience FUJI TV〜お台場フジテレビへ行こう!〜

お台場レインボー花火開催時、三脚および暗幕を使用した写真・動画撮影はできません。

テレコムセンター展望台

テレコムセンターからの様子[2019年撮影]

花火が見える展望施設の一つ。

お台場らしい夜景とセットで花火を楽しめるのが最大の魅力となっています。

ただし、花火打ち上げ場所までの距離が1.8kmあるかつ屋内のため、迫力はかなり薄れてしまうのが辛いところ。

また、横に広がりのある花火の一部がフジテレビの建屋に隠れてしまうのもデメリットとして挙げられます。(強風時に花火が横に流れた場合も同様)

横に広がる花火は縮小されているようで、2023年現在はほぼすべての花火がすっきり見えるようになっています。

暖をとりながら、のんびりと楽しみたい方におすすめです。

ちなみに本施設は三脚および暗幕の利用が可能なことから、本格的な撮影をするフォトグラファーが集まりやすい傾向にあるのも特徴です。

芝浦南ふ頭公園

芝浦南ふ頭公園からの様子[2016年撮影]

お台場海浜公園のちょうど対岸に位置するスポット。

花火を正面に据えられるため、綺麗に見えるのが魅力となっています。

花火打ち上げ場所までの距離が1km程度あるため迫力はやや落ちるのに加え、船の往来によって一時的に視界が遮られるのがデメリットとして挙げられます。

風向きが西寄りの日の観覧におすすめのスポットでしょうか。

竹芝ふ頭公園

竹芝ふ頭公園からの様子[2018年撮影]

花火打ち上げ場所(鳥の島)の北西側に位置するスポット。

レインボーブリッジおよびお台場方面の夜景とともに花火を楽しめるのが魅力となっています。

しかしながら花火打ち上げ場所までの距離が遠く(約2.6km)、お台場海浜公園と比較すると迫力はかなり落ちてしまいます。

また、レインボーブリッジの橋脚によって低い花火が見えにくいのもマイナスポイントでしょうか。

先に紹介した芝浦ふ頭と同じく、西寄りの風が吹いた際は検討しても良いかもしれません。

東京タワー展望台

東京タワー(メインデッキ)からの様子[2018年撮影]

花火が見える展望施設の一つ。

先ほど紹介したテレコムセンターと同じく、暖を取りながら花火を楽しめるのが最大のメリットとなっています。

ただし、屋内かつ花火までの距離が約3.7km離れているため、迫力は皆無に等しいのがデメリット。

また、展望台(メインデッキ)と花火の延長線上にプリンスパークタワー東京がある関係で低い花火が隠れてしまうのも辛いところでしょうか。(トップデッキからだと見える?)

東京タワーを観光するついでにお台場レインボー花火を見るぐらいがちょうど良いかもしれませんw

まとめ

本記事ではお台場レインボー花火の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

開催は短時間ながら、特別なライトアップを施されたレインボーブリッジと花火のコラボレーションを楽しめるのが何よりの魅力となっています。

特定の観覧席が設けられていないかつ複数回にわたって開催されるため、その日の気分などに応じてお好みの場所で楽しんでみるのも良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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