東京都の花火大会

北区花火会とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに北区花火会があります。

そんな北区花火会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では北区花火会を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や観覧席などについてまとめました。

北区花火会とは

北区花火会は東京都北区で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2023年9月30日(※例年9月下旬頃)
場所荒川河川敷岩淵水門周辺
打ち上げ数約10,000発
最大号数5号玉
担当煙火店イケブン
無料観覧席あり
有料観覧席あり
三脚利用一部可(※カメラマン席のみ)
Webサイト北区花火会公式サイト

地元の民間団体が中心となって開催する秋の花火協働事業で、いうなれば北区に関わる方々によって成り立っている手作りの花火大会です。(名称が「花火大会」ではなく「花火会」となっているのもそのためだそうです)

大きさは最大で5号玉、打ち上げ数は10,000発(2019年は8,888発)となっています。

北区花火会の見どころ

北区花火会の見どころはざっくり以下の2つとなります。

  • 北区ならではの演出
  • 夜景とのコラボレーション

北区らしい演出の花火を楽しめるのに加え、独特のロケーションとセットで観覧できるのが魅力です。

北区ならではの演出が楽しめる

一つ目の見どころとして北区ならではの演出が挙げられます。

北区花火会では北区にまつわるストーリーに載せた花火や、北区出身のバンドことエレファントカシマシの楽曲に合わせたミュージックスターマインが披露されます。

北区らしさあふれる演出を美しい花火と共に楽しめるのが北区花火会の魅力です。

この他、日本煙火芸術協会に所属する煙火店さんが製作した花火作品(5号玉)も披露されます。

夜景とのコラボレーションが堪能できる

二つ目の見どころとして、花火と夜景のコラボレーションが楽しめる点が挙げられます。

河川敷を舞台に開催される花火大会は全国各地にありますが、おおよそ似たような景色になりがちです。

北区花火大会はライトアップされた旧岩淵水門(赤水門)の背後で花火が打ち上がり、それに対応した観覧エリアが設けられます。

他では味わえない「映え」な景色を堪能できるのは魅力的です。

旧岩淵水門がライトアップされるのは非常に珍しく、北区花火会以外ではソメイヨシノの開花シーズンに見られる程度になります。

北区花火会のおすすめ観覧スポット

第10回大会より新志茂橋から新荒川大橋の区間がすべて有料観覧席となり、無料観覧席は新荒川大橋の西側となります。

北区花火会のおすすめ観覧スポットは以下の2箇所となります。

  • 花火を存分に楽しみたい方:青水門エリアの観覧席
  • 花火+夜景を楽しみたい方:赤水門エリアの観覧席(ファンゾーンAより水門側)

本大会の打ち上げ場所とメイン会場はざっくり以下のようなレイアウトとなります。

第10回大会会場マップ(引用:北区花火会公式サイト)

主要な花火プログラムならびに各種演出はおおむね青水門エリアで綺麗に見えるように設けられていますので、花火を存分に楽しみたい方は青水門エリアでご覧いただくのがおすすめです。

赤水門エリアはスターマインのワイド感がやや薄れてしまいますが、ライトアップされた赤水門とのコラボレーションを楽しめるのが魅力となっています。

ファンゾーンAからの様子[2019年撮影](※現在こちらからの撮影は不可)

赤水門エリアに最適化した演出もあり、青水門とは違った面白さが味わえるのも特徴です。

第10回大会では新志茂橋から新荒川大橋の区間にも打ち上げ場所が設けられるため、今までとは見え方が大きく変化すると思われます。

花火を存分に楽しみたい方は青水門エリア、映える景色と花火を同時に楽しみたい方は赤水門エリアでの観覧がおすすめです。

公式サイトの有料観覧席の案内にもあるように、2022年(第9回大会)より有料観覧席内(カメラマン席を除く)での三脚を使用した写真・動画の撮影はNGとなっていますのでご注意ください。

【番外】実は花火が一番綺麗に見えるのは対岸(川口市側)

意外なことかもしれませんが、実は北区花火会で花火が一番綺麗に見えるのはメイン会場の対岸(川口市側)だったりします。

北区花火会におけりメインの打ち上げ場所は岩淵水門野球場に設けられ、花火がおおよそ綺麗に見える位置は黄色い網掛けの部分となります。

少々マニアックな話になりますが、花火の打ち上げ場所にもっとも近い青水門エリアは花火の打ち上げ場所に対してやや斜めに位置しています。

一方の対岸は花火を正面に据えられる場所が広くあり、場所さえしっかりと選べばメイン会場よりも花火を綺麗な形で楽しめます。

対岸(川口市側)から見る北区花火会の様子[2022年撮影]

特に大会当日に北寄りの風が吹く場合は対岸で楽しむのもありかもしれません。

ただし、川口市側には音響設備といった演出に関する設備はないため、総合的に楽しみたい方はメイン会場での観覧を強くおすすめいたします。

まとめ

本記事では北区花火会の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

エレファントカシマシの楽曲にシンクロさせた花火など、北区らしい演出を楽しめるのが魅力となっています。

有料観覧席内でご覧いただくのがおすすめで、花火を最大限に楽しみたい方は青水門エリア、いわゆる「映え」な光景とともに花火を楽しみたい方は赤水門エリアを選ぶと良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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