愛知県の花火大会

花火甲子園とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに花火甲子園があります。

そんな花火甲子園を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では花火甲子園を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や特徴、撮影するにあたってのポイントをまとめました。

花火甲子園とは

花火甲子園は愛知県蒲郡市で開催される花火競技大会で、概要は以下の通りです。

開催時期 2022年11月12日(例年11月中旬頃)
場所 大塚海浜緑地ラグーナビーチ
打ち上げ数 約10,000発
最大号数 10号玉
担当煙火店 全26社(花火競技には20社が出品予定)
無料観覧席 なし
有料観覧席 あり
三脚利用 一部可能(撮影エリアのみ)
Webサイト 花火甲子園公式ホームページ

2019年に新設された花火競技大会で、愛知県でも他県で見られるような豪華な花火をご覧いただきたいという想いから、県内の有志によって立ち上げられました。

打ち上げ数は10,000発、大きさは最大で10号玉と、秋に開催される東海地方の花火大会としては大規模なものとなっています。

ちなみに”花火甲子園”の名称は選抜高等学校野球大会(春の甲子園)や全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)のような、いわゆる「花火界の甲子園大会」にしていこうという想いから名付けられたそうです。

花火甲子園の見どころ

花火甲子園の見どころはざっくり以下の2つとなります。

  • 全国の花火師さんが手がけた匠の技を堪能できる
  • 迫力あるミュージックスターマインが楽しめる

全国各地の煙火店さんが丹精込めて創り出された花火作品を堪能できるのが魅力となっています。

全国の花火師さんが手がけた匠の技を堪能できる

花火甲子園の見どころはなんといっても全国の花火師さんが手がけた匠の技を堪能できる点にあります。

花火競技大会では5号玉と10号玉による競技が行われ、第1回大会では伝統の芯入割物やユニークな花火作品が披露されました。

花火競技で披露された作品の例(10号玉)

第2回大会では20社(5号玉20競技、10号玉15競技、合計35競技)の作品が披露されるとのことです。

第1回大会では花火競技の審査はあらかじめ選任された審査員によって行われましたが、第2回大会では観客による審査も取り入れられるとのことです。

迫力あるミュージックスターマインが楽しめる

2つ目の見どころとして、迫力あるミュージックスターマインが楽しめる点が挙げられます。

花火甲子園は花火競技大会がプログラムのメインとなりますが、その合間にいくつかのミュージックスターマインが披露されます。

2019年に開催された第1回大会では愛知県に拠点を構える煙火店さんと、同年に全国花火競技大会(大曲の花火)で内閣総理大臣賞を獲得した菊屋小幡花火店さんによる演出が見られました。

ミュージックスターマインの例(磯谷煙火店さんによる演出)

ミュージックスターマインの例(加藤煙火さんによる演出)

ハイレベルで見応えのあるスターマインが見られることでしょう。

花火甲子園の観覧席について

花火甲子園では以下の5種類の観覧席(全席有料)が設けられます。

  • マス席(最大5名)
  • 椅子席
  • 椅子席ペア(2名)
  • 一般エリア
  • 撮影エリア

花火甲子園会場案内(引用:花火甲子園公式サイト)

各観覧席の特徴はざっくり以下の通り。

マス席 花火を正面に据えられるかつ迫力を最大限に楽しめる観覧席。最大5名での利用可。主に家族やグループで花火を楽しみたい方向け。
椅子席 花火を正面に据えられるかつ迫力を最大限に楽しめる観覧席。1名から利用可。少人数での利用に最適。三脚を用いた撮影は不可。
椅子席ペア 花火を正面に据えられるかつ迫力を最大限に楽しめる観覧席。カップルでの利用に最適。三脚を用いた撮影は不可。
一般エリア 花火を適度な距離感で楽しめる観覧席。少人数、大人数どちらの利用にも適している。場所によって低い花火が見えづらい場所あり。三脚を用いた撮影は不可。
撮影エリア メイン会場の最後方に設けられる観覧席。メイン会場で三脚を利用して撮影される方向け。

基本的にはどの観覧席からでも花火は綺麗に見えますので、花火との距離や人数構成に応じて選ぶと良いでしょう。(三脚を利用して撮影される方は撮影エリア一択となります)

まとめ

本記事では花火甲子園の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

プログラムの核となる花火競技で全国の花火師さんが手がけた匠の技を堪能できるのに加え、愛知県の煙火店さんを主軸とした迫力あるミュージックスターマインが楽しめるのが見どころとなっています。

メイン会場内には5種類の観覧席が設けられ、求める花火との距離感や人数構成に応じて選択すると良いでしょう。(三脚を利用した撮影が可能なのは撮影エリアのみ)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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