花火大会撮影ガイド

赤川花火大会撮影ガイド 見どころや撮影スポットをざっくり解説

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに赤川花火大会があります。

そんな赤川花火大会を撮影したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では赤川花火大会を主に初めて撮影される方向けに、大会の概要や特徴、撮影するにあたってのポイントをまとめてみました。

赤川花火大会とは

赤川花火大会は山形県鶴岡市で開催される花火競技大会で、概要は以下の通りとなります。

開催時期 例年8月第3土曜日開催
場所 赤川河川敷(三川橋〜羽黒橋)
打ち上げ数 約12,000発(2019年時点)
最大号数 10号玉
担当煙火店 磯谷煙火店、紅屋青木煙火店、磯谷煙火店、マルゴー、伊那火工堀内煙火店など
有料観覧席 あり
無料観覧席 あり(鶴岡市民および三川町民のうち無料枡席チケットを保持している方のみ入場可能)
三脚利用 可能
Webサイト 赤川花火大会公式サイト

1991年に鶴岡青年会議所が中心になって開催されたのが始まりで、第1回大会は東北花火競技会として開催されました。

第2回からは大曲青年会議所(秋田県)のアドバイスを受け、全国デザイン花火競技大会に改められます。

以降、順当に開催を重ねてきましたが、2020年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により開催が見送られることに。

2021年も通常形態での開催は見送られましたが、「赤川花火プレゼンツ2021」として7月23日から8月21日(本来の開催予定日)にかけて30発ずつが打ち上げられました。

打ち上げ数は約12,000発、大きさは最大10号玉と東北地方の花火大会としては有数の規模となっています。

赤川花火大会の特徴

赤川花火大会の特徴はざっくり以下の2つとなります。

  • 珠玉の花火作品が楽しめる
  • 国内最高峰の余興花火を堪能できる

「感動日本一」の謳い文句に恥じない、国内トップクラスの素晴らしい花火を堪能できるのが魅力です。

珠玉の花火作品が楽しめる

一つ目の特徴として珠玉の花火作品が楽しめる点が挙げられます。

赤川花火大会のメインプログラムにあたるデザイン花火競技大会は、2つの部門(デザイン花火の部、割物花火の部)で構成されます。

デザイン花火の部(北日本花火興業「GENESIS~創世への賛歌~」/第29回大会)
割物花火の部(丸玉屋小勝煙火店 「昇り曲導付四重芯変化菊」/第29回大会)

洗練された珠玉の作品群に見惚れること間違いなしです。

国内最高峰の余興花火を堪能できる

エンディング花火(伊那火工堀内煙火店/第29回大会)

二つ目の特徴として国内最高峰の余興花火を堪能できる点が挙げられます。

赤川花火大会ではデザイン花火競技大会の前後と合間に、以下のスターマインプログラムが披露されます。

  • オープニング
  • ドラマチックハナビ
  • 市民花火
  • 希望の光
  • エンディング

これらはいわゆる余興花火の一種ですが、本大会を含む全国の競技大会で実績のある煙火店さんが担当するため、そのクオリティーは全国指折りといっても過言ではありません。

さらに、上記のプログラムは担当する煙火店さんが毎年異なるのも特徴で、地元民やリピーターの方々が抱きがちなマンネリ感を極力排する仕組みが採られています。

ドラマチックハナビは演出の特性上、磯谷煙火店さんが専任で担当します。

国内トップクラスの芸術性と演出を誇る余興花火は圧巻の一言です。

赤川花火大会の撮影について

赤川花火大会の特徴をざっくり掴んでいただいたところで、ここからは撮影を行うにあたって押さえておきたいポイントについて紹介していきます。

撮影に適した観覧席は2ヶ所

赤川花火大会では各観覧席にて三脚を使用した撮影が可能ですが、最も適しているのは以下の2ヶ所となります。

  • カメラマン席
  • 枡席(A席)
会場図[2022年版](引用:赤川花火公式サイト)

枡席(A席)は打ち上げ場所のほぼ中央に設けられる観覧席で、自席での撮影の他、区画内の後方スペースに三脚を設置しての撮影が可能です。

2019年に行われた第29回大会における枡席(A席)は板敷でしたが、2022年の大会ではアウトドアチェアに変更となります。

花火までの距離はおよそ350m、川の近くに木々がある関係で低い花火が若干隠れてしまいますが、花火の全容が概ね拝めます。

カメラマン席は枡席(A席)の後方にある堤防上に設けられる席で、こちらもまた打ち上げ場所のほぼ中央に設けられます。

花火までの距離はおよそ400m、枡席(A席)よりもさらに高い視認性を得られるのが特徴です。

花火を最高の状態で収めるのであれば、枡席(A席)もしくはカメラマン席が最もおすすめです。

2022年現在、カメラマン席についてはリピーター販売でしか入手できないようなので、初めて赤川花火大会を観覧および撮影される方は枡席(A席)の利用がおすすめです。

ただし枡席(A席)は複数名での利用を前提とした観覧席となっているため、最大4名の範囲でシェアしつつ利用すると良いでしょう。

プログラムによって最適な構図が異なる

赤川花火大会はプログラムによって最適な構図が異なり、ざっくり以下の通りとなります。

  • デザイン花火競技大会:縦構図
  • それ以外:横構図
デザイン花火競技大会の一例
余興花火の一例(エンディング)

デザイン花火競技の合間に披露されるスターマインの一部には縦構図が適したものもあります。

写真撮影をされる方は複数台のカメラを用意すると、構図切り替えの手間が省けるのでおすすめです。

>> 2台以上のカメラで花火を撮影するには?そのメリットと具体的な方法

各プログラムにはある程度の間が設けられるため、1台のカメラで構図を切り替えて対処するのも手です。

露出オーバー対策が必須

赤川花火大会を撮影にするにあたって露出オーバー(白飛び)対策が必須となります。

花火写真の撮り方講座〜第8章 主な失敗例と対策方法〜で触れているように、露出オーバーを引き起こすと花火の魅力が伝わりにくくなります。

デザイン花火競技で披露される10号玉単打ち以外は光量が非常に多く、何も対策せずに挑むとあっさりと露出オーバーを引き起こしてしまいます。

赤川花火大会を写真撮影して露出オーバーを引き起こした例

露出オーバー対策については以下の記事でまとめていますので、参考にしていただければと思います。

>> 花火写真の撮影で厄介な露出オーバー(白飛び)を防止する方法

まとめ

本記事では赤川花火大会を撮影するにあたって押さえておきたい特徴などについて紹介してまいりました。

「感動日本一」がコンセプトがゆえ、日本トップクラスの品質と演出の花火を楽しめるのが最大の魅力となっています。

撮影については全席で三脚を使用した撮影が可能となっていて、特に打ち上げ場所に対して中央寄りのカメラマン席と枡席(A席)が個人的におすすめです。

また、ほぼすべてのプログラムにおいて物量と光量が多いため、写真撮影を行う際は露出オーバー対策を施した上で挑むようにしましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

ABOUT ME
おーわ
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の魅力をお届けしています。
花火撮影に関する質問・疑問をお待ちしています

花火写真部では皆さまからの花火写真の撮影に関する質問をお待ちしています。

以下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。(返信には多少お時間をいただく場合がございます)

皆さんにとって満足のいく花火写真の撮影をお手伝いできれば幸いです。

お問い合わせはこちら